みすず7月号

中村唯史氏によるワシーリーグロスマン小論は後編。今回は広島への原爆投下を描いたアェル8月6日を中心に論を展開しています。

原爆投下に参加した爆撃士がひとり罪の意識にさいなまれ自殺を図るというストーリーだそうですが身体機械自然というグロスマン作品のテーマが同作にも流れているのだとか。邦訳は50年以上前に出ているということですが読んでみたくなりました。

新刊で注目した本は前に紹介したものばかりだったので今回は10出版社による恒例の書物復権から。

ヤーコブソン音と意味についての六章みすず書房

言語学で著名な学者による音韻論。

エリザベスヤングブルーエルなぜアーレントが重要なのかみすず書房

今回の書物復権ではアーレント関連が目立ちました。岩波書店からはハンナアーレント政治とは何か法政大学出版局からは思索日記12。ブームなのでしょうか。

広告を非表示にする